今日10月4日は、ピーター・ムーン氏の著作物についてあらためてご説明したいと思います。ムーン氏が自分の出版社「スカイ・ブックス」から発刊した代表的な出版物としては、まずモントーク・プロジェクト・シリーズ(3部作)が挙げられます。これらは、彼のモントーク・プロジェクトに関する冒険的な研究の成果ですが、結局のところ、これがきっかけとなってルーマニアに旅することになりました。これはひとえに、彼の友人でありタイムトラベル研究における権威であるデイヴィッド・アンダーソン博士の厚意によるものです。
ムーン氏はルーマニアにおいて、すでに英語に翻訳され「スカイ・ブックス」から出版されているラドウー・シナマー氏の著作に関わるルーマニアの遺産について調査を行いました。ルーマニアにもスフィンクスが在り、その地下でホログラフィー記録の部屋が発見されたのですが、それをを発端にムーン氏は、好奇心や興味をそそる一連の物事へと導かれたのです。シナマー氏の著作であるトランシルバニア・シリーズの第一弾は、『トランシルバニアの日の出(Transylvanian Sunrise)』、第二弾は『トランシルバニアの月の出(Transylvanian Moonrise)』、第三弾は『エジプトの謎:第一のトンネル(Mystery of Egypt: The First Tunnel)』です。これらのあらすじ等は、2012年にアップロードされた記事においてすでに紹介済みです。第四弾『『羊皮紙に書かれた秘密文書(The Secret Parchment: チベットの5つの霊的進化の手法(Five Tibetan Initiation Techniques)』の関しても、2013年アップロードの記事において説明されています。
ムーン氏は、上記の本の中味を構成している物語およびそれらの舞台となった場所について調査を行い、それから得たさまざまな体験を上記の本に付け加えました。それは極めて冒険に満ちた経験でしたが、それには、シンクロニシテイーや裏付け証拠、印象・所感および洞察・識見が含まれています。
このシリーズの第五弾は『白いコウモリ:執筆の錬金術(The White Bat: The Alchemy of Writing)』であり、そのあらすじ等は今年3月にアップロードされた記事において述べられましたが、それは既刊の4冊各々の内容を概括し、さらに「その物語がどのようにムーン氏の人生に影響を与えてルーマニアへの彼の一連の旅に関与したか」という観点から、これまで知られていなかったことを明らかにしています。ムーン氏が最初にルーマニアに旅してからこの仕事が完了するまでに5年の年月が経ちました。
最初の4冊の本が出版されたあとムーン氏は、彼が以前見た夢に基づいて一つの物語を1989年に書いていたことに気付きました。それはムーン氏がドラキュラの居城に行ったときの夢はでした。その夢の中でドラキュラは白いコウモリに変身し、ハリウッドの教化活動によって確立されたドラキュラの典型的なイメージとは逆のものとして現れたのです。その時ムーン氏は、彼がモントーク・プロジェクトの調査(1990年)に関わるよりもずっと以前にトランシルバニアに招聘されていたことを明確に理解しました。そして、それに基づき、上記の本『白いコーモリ:執筆の錬金術』を出版して彼をルーマニアに導いた状況の霊的・心理的・全体的な側面を詳しく説明する、という決意をしたのです。
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