オリオン形而上学研究所

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地球のための白銀の羅針盤

2013年の予測: 地殻の温度上昇に起因する気候の変動

地殻

ゴードン・マイケル・スキャリオン氏は、新しい年2013年における各分野の予測情報を1月2日付で発信しました。今日2013年1月20日は、そのうち、2013年に優勢なエネルギーおよび地球の変動に関する最新情報をご提供します。これは、昨年12月にお届けした情報に引き続くものです。

2013年に優勢なエネルギー

スキャリオン氏は21世紀の初頭に、世界全体の国々が二極に分裂した社会構造に向かって進んでいくであろう、と予測しましたが、それはその後、繰り返し繰り返し現実のものになりました。米国においては、民主党・共和党が共にあまりにも非妥協的になったため、互いの歩み寄りに基づく譲歩や和解は忘れ去られた議会運営の手法になってしまいました。アラブ諸国では、長い伝統をもつ与党が民主勢力である野党と衝突した結果、大規模な暴動が起きて旧体制の権力者たちが追放され、新たな政府が生まれました。金融・経済の分野では、収支の合う範囲内で生計を立てようと奮闘努力している一般勤労者の前に、拝金主義が立ちはだかっています。また、この二極化は、世界のある地域においてはこう着状態をもたらし、他の地域では混乱状態を引き起こしています。

しかしながら、米国コネチカット州で起きた悲惨な銃撃事件、アラブ諸国における民主化の兆し、巨大暴風雨『サンデイ』の発生とそれがもたらした破壊、等の異常に並はずれた出来事の結果、意識の目覚めと変革が数多くの分野で起きました。

2013年、上記の二極化は絶頂に達するでしょう。私たちは新たなサイクルの開始とともに社会の分裂の傾向から脱皮します。そして、政治・経済・環境保全・社会構造変革等の面で、建設的で相互に有益な傾向が出始めるでしょう。

地殻の温度上昇に起因する気候の変動

スキャリオン氏は、カナダ、北米、中米の未来を幻視しました。それは回転するエネルギーの渦(ヴォルテックス)のように見え、真上から見たハリケーンや竜巻に似ていました。渦の中のエネルギーは、その外縁ではぎっしり詰まっていませんが、中心に近づくにつれて密に圧縮されています。この渦は地殻の上下で生じている変動の結果として形成されていることが分かりました。地球温暖化の加速が極地における氷床の融解を引き起こしましたが、今それは温暖地域にも影響を与えています。そして、極地の氷塊に生じている変化と同じことが、現在地殻自身に起きています。地殻の温度が上がり、その温度上昇が地殻の外に伝達されて、大気中に広がっているのです。すなわち、地球の変動の及ぼす影響は、これまで主として大気・海洋や氷床に限られてきましたが、今やそれが地殻にも及んできているのです。

その結果、地球に大いなる変動が起きて、その変化が徐々に増大・拡大しながら移動しています。それは、あたかも、地球による自然な形の抑制・均衡が失われてしまったかのようなのです。

これらの変動の影響として、異常気象や極端な温度変化が起きるでしょう。地形の多様性や磁気的な影響および地殻内の変動条件のため、この温度変化は一貫したものにはなりません。ある場所は猛烈な暑さに見舞われ別のところは極寒になる、ということがあり得ます。このように、今後ますます、猛烈な嵐、長期にわたる干ばつ、気温の極端な変動等が予想されます。2012年秋に発生した巨大ハリケーン『サンデイ』は、今後予期される異常気象の典型です。

今年2013年は、新たなパターンの異常気象・極端な天候の幕開けの年であり、これは今後しばらくの間続きます。これにより米国、カナダ、中米が最もひどい影響を受けますが、この変動は他の国々にも拡大していきます。これらの変動は米国東海岸と西海岸を含む沿岸地域、特にメキシコ湾岸に影響を及ぼします。強風や暴風雨が集中的にこの地域を襲うでしょう。米国中央部では、すでに干ばつの被害を受けている地域が、これからも高温に悩まされるでしょう。そこでは干ばつの状態が続きます。

スキャリオン氏は過去20年間にわたり、地球の変動が加速すると気候がどのように変わっていくのかを霊的に洞察してきました。彼が最近幻視したエネルギーの渦に関連する変動は、地球が大変動のより激しい段階に入ったこと、および、それが新たな気候のパターンとして今後も継続することを告げています。

 

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